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3にゃんずとドタバタ

3にゃんずとドタバタ

2010年 1Q

2010年1月
地元シネコンでの映画鑑賞。今月は3本。
「カールじいさんの空飛ぶ家」
「アバター 3D(字幕)」
「サロゲート」

そして、自宅のテレビ桟敷で6本。
「センター・オブ・ジ・アース 3D」
「トーマス・クラウン・アフェアー」
「いつか晴れた日に」
「マイティ・ハート」
「ハイ・クライムズ」
「コレクター」



「カールじいさんの空飛ぶ家 UP 」
これ、原題ってただの「UP」なんだよなあ。3Dで観ればよかったかな、と、ちーと後悔。話は、予定調和と、そしてあり得ないというか、大人としてはちょっと納得いかないなあ。あとディズニー作品って絶対に人を殺したりしないのに、あの、昔のヒーローって最後はどうなっちゃうんだろう?っていうのが、観終わってもあとをひいてます。



「 アバター 3D(字幕) AVATAR  」
これはもう、いろんな人がいろいろ書いていらっしゃるし、まあ、すごかったということで。日本人はナヴィの考えとか行動に、けっこうすんなり入れるのではないでしょうか。八百万の神という考えが、ね。鑑賞中もそれ、とても強く感じましたわ。


「 サロゲート SURROGATES  」
昔みたトータル・リコール思い出しました。それと、アヴァターもそうだけど、これも遠隔操作人間の話ですね。ブルース・ウィリスの出演する作品って、どれもはずさないような気がします。奥さんを演じているロザムンド・パイクが綺麗でした。


残念だったのは、「 バッタくん町へ行く  」MR. BUG GOES TO TOWN (HOPPITY GOES TO TOWN)が、地元シネコンで観ようと思ったら、上映が終わってしまったこと・・・。



「センター・オブ・ジ・アース 3D JOURNEY TO THE CENTER OF THE EARTH 3D  」(CATVで映画館に続き2度目)
CATVのジェイコムで、3D放送するというフレコミ。前もって3D用のメガネをリクエストしてゲット。当日は、メガネかけてわくわくしながら待ちましたよ。うーん、まだTVで3Dって限界があると思うけど、なかなか面白かったです。


「 トーマス・クラウン・アフェアー THE THOMAS CROWN AFFAIR」(CATVで2度目)
何だかイチイチ、恰好つけるヒロイン。でもスタイリッシュで、ちょっとエロで、レネ・ルッソが一番綺麗だった時代の映画だと思う。こういう格好良い服来て仕事する職業に憧れるなあ。とにかく服にお金かかっている作品です。
それもそのはず、ブルガリだかロエベだか忘れましたけど、確かスポンサーについているはずしたわよね。これはファッションを楽しむ作品ですな。


「 いつか晴れた日に SENSE AND SENSIBILITY  」 (CATVで)
ジェーン・オースティン原作の作品。イギリスにおける彼女の作品って、日本でいうところの、赤穂浪士とかそんな感じじゃないのかしら。繰り返しドラマ化とか映画化され、それでもイギリス人はその都度やっぱり観る、と。私、これ映画館で観たかったなあ。まだまだ知らなかったままの良い映画って、いくらでもあるのだろうなあ!!と思える位、はまりまして、録画してみたんですけど、リピート観しちゃいましたよ。
エマ・トンプソンも今や迫力あるケイト・ウィンスレットもヒュー・グラントも皆、若い!!そしてトカゲ男(ググってください)が格好良い役なのよねえ。原作読みます、絶対。


「 マイティ・ハート/愛と絆 A MIGHTY HEART 」(CATVで)
この作品のアンジー、私の好きな強い女性です。ストーリー自体がひじょうに社会派の話でして重いです。で、ストーリーとは関係なんですけどアンジーです。髪型がチリチリだし、わざとニグロの血が入っている人っぽくしているのでしょうか?原作がある作品ということなので、この原作の奥さんが、もしかしたらそういうかたなのかしら。とにかく重いですよ。あくまでも最後まで闘います、彼女は。

内容としては日本未公開だけど、リズ・ウィザースプーンとジェイク・ギレンホールが出演している「 RENDITION  」に似た、政治色強い作品です。いつかDVDになるのかしら。


「 ハイ・クライムズ HIGH CRIMES」(CATVで2度目)
アシュレイ・ジャドとモーガン・フリーマンってよく共演しますね。私はアシュレイが大好きで、ついCATVでかかると観てしまうけど、作品的にはB級なのかもしれません。


「コレクター」
アシュレイ・ジャド、強い女です。はっきり申し上げて、強すぎますわ。こんな目にあってPTSDにもならず、闘うわあ、この人。ホント強いわ。そういう点からして、脚本はちょっと・・・かもしれませんが、美しいアシュレイを拝めるので許してしまいます。



2010年2月前半に観た映画
今月はずうっと体調を崩しているので、土曜の夜恒例のレイトショーに行けず状態が続いておりまする。その代わり、寝たきりの自宅で、かーなーりーCATVシネマ三昧を展開しております。

9本です。
『マンデラの名もなき看守』
『モーターサイクル・ダイアリーズ』
『フリーダ』
『真珠の耳飾りの少女』
『ミシシッピー・バーニング』
『トリコロールに燃えて』
『P.S. アイラブユー』
『E.T. The Extra Terrestrial 20周年アニバーサリー特別版』
『ファーゴ』


「マンデラの名もなき看守 GOODBYE BAFANA 」
南ア大統領になったネルソン・マンデラの20年に渡る収監時代の話です。実在の人の話は重いですね。この映画、地元ではかからなかったんじゃないかしら。まだまだ知らない映画が多いなあ。


「モーターサイクル・ダイアリーズ THE MOTORCYCLE DIARIES DIARIOS DE MOTOCICLETA」
こちらは、 キューバのカリスマ革命家チェ・ゲバラの学生時代の南米放浪記のお話。医学生だった裕福な若者が、あえて貧乏旅行をする。その間に貧困や弱者を目の当たりにし、この旅で確実に彼の中で何かが変わった、という革命家の原点にあたるエピソードともいえる話。
彼も喘息だったんだよなあ、ということを思い出し、発作の中で見た複雑な状況でした。



「フリーダ FRIDA 」
これも実在した天才女性画家フリーダの一生を描いた作品。情熱的だなあ。恥ずかしながらワタクシこの画家、全く知りませんでした。強い女性が出る映画、ってだけでわくわくします。南米の景色がこれまた惹かれます。



「真珠の耳飾りの少女 GIRL WITH A PEARL EARRING 」
またまた実在する人物・画家フェルメール。その作品「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにした小説を原作にした作品。ちなみに、この小説の中の少女は架空の人物で実際のモデルは不明なんですってね。唇がいつもぽっかーんと半開きの、この時まだ19歳だったスカーレット・ヨハンソンがとってもいい味を出しています。



「ミシシッピー・バーニング MISSISSIPPI BURNING 」
これ、何度か観ている作品なんですけど、あらためてじっくり観ちゃいました。フランシス・マクドーマンドって本当に演技派ですよねえ。南部アメリカがまだ人種差別ばりばりだった頃のお話。ウィリアム・デフォーもまだ若~いし、珍しくクソ真面目な役って感じ。内容は辛いて悲しい話なんだけど、終わり方に未来が感じられるところが好き。



「トリコロールに燃えて HEAD IN THE CLOUDS 」
大好きな女優シャーリーズ・セロンにペネロペ・クスルが共演しているという一絵巻もの?派手な舞台から戦争シーンへと展開していく私の好きな路線のストーリーなんだけど、最後が切なすぎます。本当の愛がそこにあるのに、本当に・・・。「フリーダ」もそうなんだけど、この作品も人物がそれぞれ思想を持っていて、熱い時代っていうのかしら。今の平和ボケした日本人にはあまり受けない内容かも。私は思想家というわけではないけれど、こういう熱い思いって、好きなんだよなあ。



「P.S. アイラヴユー P.S. I LOVE YOU 」
オスカー女優、ヒラリー・スワンクとオペラ座の怪人のラブストーリーもの。気になってたけど何となく劇場で観るまで行かなかったけど、CATVって本当に素敵。はたして、ヒラリーが可愛い一女性を演じるって、どうなの?って先入観で観始めたんだけど、この人やっぱり演技上手いわね。どんどん、魅力的な恋する乙女に見えてきちゃうもの。そして彼女が身につける数々の服が、魅力的。ああ、私があと10歳若かったら、そしてこんな堅い業界での営業なんて男勝りな仕事をしてなかったら、絶対に、こういう服を毎日着て、仕事に出かけたいなあ、なんて心底思えちゃいました。アイルランドの景色もとっても素敵。病床で観る、素敵な景色って罪だわあ。ああ、健康になって旅行したい。そうそう、内容はですね、恋する娘さん向けです。ハイ。正直、こういう旦那さんが欲しいです。



「E.T. 20周年アニバーサリー特別版 E.T. THE EXTRA- TERRESTRIAL: THE 20th ANNIVERSARY 」
CATVって本当にステキ。観たかった作品が、毎月何かしら放映されているんですもの。コチラはオリジナル版ではなく、20周年を記念してスピルバークが編集し直したもの。観たかった理由は、あまりにも有名な作品だけど、そして当時まだ小学生か中学生になったばかりの頃、劇場で観た作品なんだけど、それ以来一度も観てなくて、あらためて記憶に焼きつけたいなあ、と常々思っていたから。最近大好きなドリュー・バリモアが子役で出ているんでしょう?それもぜひ、確認したかったし。で、観ました。ワタクシ、ストーリーの本当に大筋しか覚えてなかったということがわかりました。こんなに単純明快でほとんど子役しか登場しない物語だったのね。しかもほんの数日のことなんだなあ。でも今、大ヒットしている「アヴァター」しかり、ストーリーは単純なほうが大受けするんじゃないかと思うの。
20周年版とオリジナルの大きな違いは、時代が進んで、クライマックスで警察が子供を追いかけるシーンで、銃を持っているシーンが全てカットされたという話です。なるほどねえ。でもスター・ウォーズと違うのは、ルーカスはデジタル・リマスターした後は、オリジナル版を封印したのに対し、こちらはオリジナル版を今でも観ることができるんだとか。観終わったあと、オリジナル版も観てみたくなりました。


「ファーゴ FARGO 」
コーエン兄弟の大ヒット作品。フランシス・マクドーマンドはこの作品でオスカーを撮ったのよね。実はDVD持ってます。超古いバージョンの。これ大好きで、毎年冬になると観るんですよ。もともと、働く強い女性が出る映画が大好きで、この作品のマクドーマンドは田舎町の警察署長です。夫は無職で画家なんだけど、コンクールでも30円切手の賞に当選する程度の人。それでもこの夫婦は仲良しで、警察署長のマージは、妊婦ながらにも大雪の積もる中を、愚かな悲しい殺人事件を追って解決していきます。
コーエン兄弟得意の人間のおかしくも悲しい面をとても上手に美しく描いた、彼らの作品にしては大衆受けを敢えて狙ったような綺麗な仕上がりの作品です。
病床で、やれることがないのでどうしてもつい、観ちゃいますね。




2月後半に観た映画
2月は自宅療養で終わってしまい、CATVを中心にテレビ桟敷。
そして2月後半に観た映画は6本。
『インクハート INKHEART』 (DVD購入)
『ロシュフォールの恋人たち デジタルリマスター版』
『サハラに舞う羽』
『マグノリアの花たち』
『東京タワー オカンとボクと、ときどきオトン』
『その土曜日、7時58分』



『インクハート/魔法の声 INKHEART 』
以前、旅行の際のフライト中に観た作品で、その景色の美しさとか、話の内容に魅了されて日本公開を楽しみに待っていたけど、やっぱりそうかな、とは予想していたら案の定、劇場でかからないままDVDが発売されてしまいましたとさ。
ディズニー映画なんだから、それなりにPRしたらそこそこ集客できたと思うのに、こんなに素敵な内容の作品が公開されないなんて、もったいない!家族で観るのにちょうどよい良作ですよ。ハリポタとかライラとかダメでしたけど、私この作品は激しく推奨します!



『ロシュフォールの恋人たち  デジタルリマスター版』
LES DEMOISELLES DE ROCHEFORT
THE YOUNG GIRLS OF ROCHEFORT
CATVの予告が、あまりにもスタイリッシュだったのと、カトリーヌ・ドヌーブのあまりの美しさに魅了され、録画して観てみました。
全く期待せずに、あくまでもそのファッションや街並みを楽しもうと思い、そんな軽い気持ちで観始めましたら、へえ、これミュージカル仕立てなんですね。全く知りませんでした。カトリーヌ・ドヌーブの実の姉が、ドヌーブと双子の役で登場します。お姉さん、これまた、とても綺麗な人。この映画のあと、早逝されたらしいです。そしてウエストサイド物語のあのジョージ・チャキリスも出演します。
ストーリーはまあ、なんだな。ミュージカルですから、そんなものですが、この時代にこんなスタイリッシュな、色彩の美しい映画を作るなんて、余裕があるなあ、とつくづく感心してしまいました。古き良き時代の匂いが満載です。最後は幸せな気分になります。そこが「シェルブールの雨傘」と一番大きな違いなんですってね。



『サハラに舞う羽 THE FOUR FEATHERS』
ケイト・ハドソンって、冷酷な女とか、尻軽な女とか、意地悪な女とか、そういう役をやらせても、本当に美しくて、本当にそう見えてしまうってことは、
彼女の演技力が高いってことなのかしら。話はとても重い内容だけど、青春群像劇のカテゴライズ作品かしら。ヒース・レジャーは多感な貴族兵士の青年役。彼、本当に怪優だったわね。



『マグノリアの花たち STEEL MAGNOLIAS 』
ジュリア・ロバーツの出演作品って、ほとんどこれまでに観ているのに、この作品だけは未見だったので、ちょうど放映されているものを楽しみに鑑賞。全くストーリーを知らなくて、最初どういう系統の話かわからず、ちょっと戸惑いました。そのうち、群像劇なんだけど、その中でもメインはジュリア・ロバーツ扮する娘の母親なんだろうなー、というのがわかってきて、ジーンときて最後はボロ泣きでした。ジュリア・ロバーツがプリティ・ウーマンで大化けする直前の作品なのね。まだ若くて、とても生き生きしていて、好印象でした。
大好きな「ヤァヤァ・アシスターズの聖なる秘密 」(DIVINE SECRETS OF THE YA-YA SISTERHOOD)に似た爽やかさを感じられる作品です。



『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 』
ワタクシ、今までTVドラマも原作も何も触れていなんです。初めてまっさらな気持ちで観ました。 あの、リリー・フランキーの自叙伝と知り、正直驚いた次第です。だって、私の知っている氏って、ゆるキャラ王選手権の審査員だったり、とにかく変わった人で、全くの自由人という印象のかただったので。人柄がいいんでしょうねえ。敵を作らないというか、周囲に良い人が集まってくるというのは、本人の人柄ゆえのことだと思うんです。それにしても、一発逆転、食べられるようになってよかったですね。



『その土曜日、7時58分 』
今回スターチャンネルで放映されていたので、録画して見てみました。
全くこの映画を知らなかったのですが、俳優陣がフィリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク、アルバート・フィニー、ローズマリー・ハリス、マリサ・トメイとすごそうな面々で、そこに興味を持ったもので。
内容は、コーエン兄弟の『ファーゴ 』(FARGO)がお好きな方には、オススメです、と言えばおわかりになるかしら。 そう、人として物悲しいオハナシです。
ただ、ファーゴとの大きな違いは(ここから反転します)「何だか、結末が悲しすぎて暗すぎて、全く希望が感じられない」作品だということ。ファーゴは「主人公の妊婦の女署長がとにかく人間味あって善良な市民で、そういう人が出てくるところが救われる」と思うの。俳優陣がさすがに皆さん演技派で、だからこそ余計に私は物悲しく感じてしまうのです。この作品の邦題はとてもよくできていると思います。

来月は、シネコン通いを復活したいと思います。



3月前半に観た映画
3月に入ったらシネコン通いを再開できるかなあ、なんて期待を胸に秘めていたのですが、1週目は断念。
でも13日の土曜日はレイトショーではなく1本早い開始時刻のものを観ました!夫婦50割引 だから二人で2000円。助かりました~
ということで、まだ相変わらずテレビ桟敷が結構続いています。

3月前半はシネコンで 1本。
  『しあわせの隠れ場所』
CATVで  8本。
  『プライスレス 素敵な恋の見つけ方』
  『キリング・ミー・ソフトリー』
  『ブラインドネス』
  『対岸の彼女』
  『ONCE ダブリンの街角で』
  『トウキョウソナタ』
  『7つの贈り物』
  『ラフマニノフ ある愛の調べ』

 
『 しあわせの隠れ場所  THE BLIND SIDE 』
大好きな女優サンドラ・ブロック主演で、見事オスカーで主演女優賞をとった作品。劇場鑑賞、すっごい久しぶりで緊張した~
でもとりあえず普通に通して見られてホッ。当たり前のことが嬉しく感じられる。内容は、やっぱりと思っていたけど、ネット上では賛否両論。旦那ドンは感激しまくってましたが私は冷ややか。で、私のような感想があると、「キリスト教が根付いていない日本では理解されにくいかも」という意見が出る。
でも私、カトリック校出てるし、洗礼さえ受けてないけど相当聖書の世界は知ってるわよ。その上で鼻につく感が否めないわけですよ。実話なのだから立派なことをしたと思うし、それはそれでいいのだけど、アンジェリーナ・ジョリーのしていることも然り、たった一人にじゃぶじゃぶ贅沢させることも一つのやりかたかもしれませんが、その他、あいも変わらず貧しくて苦しんでいる人々への施しについては、どう考えればいいのだろう?という点に気持ちが行ってしまうわけですよ。
これ以上書くと、政治とか宗教とかの話になってしまうので、このへんにしておきます。



『 プライスレス 素敵な恋の見つけ方 HORS DE PRIX / PRICELESS 』
フランス映画。 アメリ、ダ・ヴィンチ・コード、ココ・アヴァン・シャネルなどに出演しているオドレイ・トトゥ主演のラブ・コメディということですが、アメリカ映画とは違って、センスあるコメディなんですねえ。
結末はわかりきっているけど、納得いかない。だって現実だったら絶対、またお金欲しくなっちゃうでしょ、こういう女は。・・・なんてスネた観かたしかできない、腹黒いおばさんが鑑賞してはいけない作品なんだな。



『 キリング・ミー・ソフトリー  』 KILLING ME SOFTLY
2月はバレンタイン特集組んでいるチャンネルが多くって、ロマンスものの放映が実に多かった。ついでに観てみたのがコチラ。どれくらいエロでどれくらいきちんとストーリーがあるのか、全く予備知識ナシで観てみました。
ちょっとサスペンス仕立てですね。ヘザー・グラハムをとってもチャーミングで美しく描いているのが良いです。彼女のファッションも堪能できました。(ここ重要)あと、ジョセフ・ファインズの姉を演じたナターシャ・マケルホーンがこれまた美しい。どこかで観たことあるなあ、と思っていたら、ジョージ・クルーニーと『ソラリス』 で共演していたかたですねえ。あ、『ソラリス』のほうが、これより後の作品ですが。



『 ブラインドネス  BLINDNESS 』
日本の俳優陣も出演しているので、気になってはいたんですが、とうとう劇場で観ることはなかった作品でした。観終わった後の感想ですが・・・劇場で観なくて良かったです。後味、悪いです。ここまで描く理由があるのかな、と。
でも原作がそうなら仕方ないのかな。私は消化できませんでした。



『対岸の女』
WOWOWで放映したTVMだとのこと。CATVの日本映画専門チャンネルでやってました。夏川結衣の演技が好きで、それだけの理由で観てみました。原作も知りません。高校時代と大人になった現在、2つの時間軸で進んでいく展開で通しで登場するのは葵。高校時代の親友・魚子にインスパイアされ、現在の女社長としての葵がいて、その会社にやはり人づきあいが苦手な夏川結衣扮する小夜子が就職するという展開。興味深いけど、共感はできなかった。
魚子にインスパイアされ、今の葵になったというのは良いとして、だからと言って、自宅や飲み会や旅行に周囲を引っ張り出す、という癖が私には共感できなかった。 ひとりぼっち恐怖症とでも言うんですか。小夜子の人づきあいが苦手というほうが、ちょっとしっくり来るかなあ。
でも私は社会人として20年生活していて、嫌でも付き合わなくてはいけないこととか妥協や計算で動くという腹黒いこともこなしてしまっていて、純粋にこれは嫌だからイヤ。という割り切りはできない現実も知っている。心身ともに弱っているから、けっこうグっとくるかなあ、なんて序盤思っていたけど、逆に入り込めなかったのが、自分でも意外だった。




『 ONCE ダブリンの街角で  』
タイトルで推察できるようにアイルランド映画。音楽に明るくない我が家の旦那ドンはこの手の作品は苦痛のご様子。音楽映画ですからね。
やっていることが全て一昔前のような、懐かしさが醸し出されている作品で、青春映画でもあると思うし、確かに興味のない人には受け入れられないだろうなあ。私も、ストーリーよりもアイルランドという景色やその空気感を堪能したくて見始めたクチです。でも最近の私は、そういう景色や背景を映画で楽しむことがとても大好きで、実際に堪能している。この作品も一度正にダブリンの街角を楽しみたかったので、CATVでやってくれて良かった、という位置づけです。感想にあまりなってないな。



『 トウキョウソナタ  』
東京タワーという作品だけでもいくつかあって、そしてトウキョウなんとか。全部にはついて行けないけど、こちらの都合とは別にCATVでいろいろと放映してくれる。自宅にいる私はそれを何気なく観る。夫が突然リストラにあって家庭が崩れていく話。ちょっと身につまされる内容ですが、一家の和がなければ在り得る話なのかな。作品の世界には入り込めなかった。
我が家の場合、私がもし職を失ったら・・・と、これをきっかけにまた、シミュレーションなど改めて始めてみたりして。ろくな感想じゃなくてごめんなさい。



『 7つの贈り物  SEVEN POUNDS 』
ウィル・スミス主演の作品。私、なぜでしょう。実はこの人の『幸せのちから』も受け付けられなかったんです。あの時は、結局、幸せ=お金という構図がダメだったんです。そりゃあ幸せになるにはお金はないよりあったほうが良いとは思います。だけどね、って話を当時書いたはず。…今度映画のインデックス作ろうっと。
で、今回のこの作品。キリスト教の贖罪の世界ですよね。それこそ贈り物なんでしょうけど、あまりにも現実離れしているようで、今月劇場で観た『しあわせの隠れ場所』も然り、鼻につく私って、今この状態で観たからなのか、それとも私の考え自体がこの手の話を受け入れられないのか。深く考えると具合が悪くなりそうなので、このくらいで失礼させて下さい。



『 ラフマニノフ ある愛の調べ  LILACS 』
私の中では、ラフマニノフは大好きな映画『ある日どこかで』つながりなわけです。そういうわけで鑑賞してみたのでした。クラッシクといっても現代に近い人なので、だからこそ、件の映画で使われて、それがとても重要な橋渡しだったりして。



イクスピアリで『NINE』3月28日
レンタカーを借りていたいので、地元のシネコンで映画『NINE』を鑑賞。
夫婦50割引  のおかげで、レイトショーの1本前の時間帯でも二人で2000円なのがなんとも有難いです。
今回観たのはミュージカル仕立ての「NINE」 。ロブ・マーシャル作品で楽しみにしていた。大好きな女優陣がこれでもかというほど出演している。
個人的に気に入ったのは、ケイト・ハドソンの「マドンナ」が乗り移ったような踊り。恰好良かった!そして貫禄があったのは何といってもソフィア・ローレン。その存在だけで、十分圧倒されました。ミュージカル調のシネマがだめな人には、おそらく受け入れられない作品だと思うけど、私はこういうの好きだなあ。女優陣の絡みがないのが残念、というのは皆さんの感想の通りなんですけど、それでも見事な踊りと歌を堪能できました。やっぱり映画っていいなあ。




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